10月25日(金)

2024年10月25日金曜日

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 今日、2年生は、思春期保健学習でした。初めに助産師の吉田さんから、妊娠から出産までの胎児の成長の過程について、お話がありました。お話の中で、胎児の成長の映像を見たり、赤ちゃんの心拍を聞かせていただいたりしました。私たちの心拍は通常、1分間に60〜100回程度と言われていますが、赤ちゃんの心拍は120〜160回と、2倍の速さです。代表して希望者1名の心拍も聞かせていただきました。ゆっくりした心拍かと思いきや、みんなに心拍を聴かれる緊張感から、赤ちゃんと変わらないくらい速い心拍が聴かれ、会場がほのぼのとした笑いに包まれる場面もありました。

 その後、保健師の仁木さんと井川さんの説明で、妊婦体験をさせていただきました。希望した生徒が妊婦プロテクターを装着し、妊婦の生活を体験しました。感想を聞くと、「体験してみて、妊婦さんは本当に大変だなと思いました。」「赤ちゃんができると毎日重たい体になって、大変だと思いました。」「お母さんになるってほんまに大変なんだとわかりました。」など、妊婦の大変さがよくわかったと話していました。

 誰もがお母さんのお腹で10ヶ月かけて育まれ、お母さんは大変な思いをして、命をこの世に送り出してくれたのだということ。10ヶ月間、わが子の誕生を心待ちにして、待ち続けたことを、今日の思春期保健学習を通して感じたのではないでしょうか。そうして生まれて来た、かけがえのない一人一人であることを、忘れないで欲しいと思います。