今日の２・３時間目は校内人権講演会でした。新型コロナ感染予防のため、３年生は体育館で、１・２年生はオンラインで教室を結んで実施しました。
ＮＰＯ法人サンタピアップ代表の古川沙樹さんにお越しいただき、「輝く笑顔とともに」と題してご講演をいただきました。古川さんは、単身カンボジアに移り住み、８年前に自らＮＰＯを立ち上げて、貧困のため学校へ行けない子どもたちの就学支援活動をして来られました。今日は、先月末にご結婚されたパートナーのワンさんも同行くださいました。
講演後は、会場にいた３年生はもちろん、オンラインの１・２年生からも、たくさんの質問がありました。時間の都合上、すべてにお答えいただくことはできませんでしたが、生徒たちは強い感銘を受けたようです。感想を書くときに、タブレットで調べながら、カンボジア語で古川さんへのお礼状を書いた生徒もいました。
「カンボジアの子たちに、世界にはいろんな仕事があっていろんな生き方があることを伝えて、子どもたちにもっと視野を広げようとする古川さんに、私はとても尊敬したし、それ以上に、私自身も古川さんのお話で視野を広げることができたと思った。」
「自分が思っていた未来とは違って、まったく別の道をまっすぐに真剣に歩んでいる古川さんが、とてもかっこよく見えた。」
「古川さんが自分の思う幸せと相手の思う幸せは違うから、子どもたちのことをかわいそうだと思うということは違うな、とおっしゃっていて、私もそうだなと気づきました。」
「私は将来の夢や、何かしたいことも特に決まっていないですが、沙樹さんのように外国へ活動しに行くかもしれないと考えると世界が広がった気がします。」
「私は今日話を聞いて、カンボジアに行って、古川さんのような活動をしてみたいと思いました。カンボジア限定ではなく色々な国に行きたいと思えました。」
「古川さんのお話を聞いて、自分が挑戦することの大切さを学びました。」
「それぞれの国の幸せの違いを教えていただいて、私らの幸せを押し付ける（やってあげる）のはいけない（少し違う）ということがわかった。」
「話を聴いて、自分もがんばろうという、勇気をもらえた。」
古川さん、ワンさん、お忙しい中、榛原中学校までお越しくださり、本当にありがとうございました。
